mabutaniame’s 旅&イギリス日記 blog

イギリス在住の旅好きな学生です。旅の記録とともに次に訪れる旅人のみなさんに役立つ情報をご紹介してます。

アルバニアAlbaniaの首都ティラナTirana観光日記

はじめましてお久しぶりです。イギリス在住の旅好きな学生です。

今回は冬休みを利用して、ヨーロッパ諸国28日間の旅をしております。いつもは旅してからだいぶ経ってから投稿するのですが、今回は旅しながら国境をまたぐごとに日記を書いて投稿しようと思います。忘れちゃうから。そして、多分結構簡単なものになると思います。スマホでポチポチ書いていくので、本当にただの日記みたいになるかも。

 

 

 

今回の長い旅はアルバニアの首都ティラナから始まりました。

 

では毎回のごとくアルバニアの紹介から。

 

 

アルバニアの紹介

日本に住んでたら、世界地理の授業ぐらいでしか耳にしない国ですよね。高校地理大好きな私でもどこだっけ???ってなりました。

 

アルバニア(Republic of Albania / Republika e Shqipërisë)

 

首都 はティラナ(Tirana/Tiranë)

  • 1614年に建設され、1920年に遷都
  • 人口は40万人ぐらい

 

アルバニアの宗教

 

アルバニアの歴史

歴史や経済状況が結構複雑で、私ですらちんぷんかんぷんなので、間違っていましたら指摘してください。だいたいウィキペディアからの流用と博物館で見た内容です。

 

ここからが私泣かせの近代史😭

 

  • 1913年にオスマン帝国から独立宣言
  • 1914年にドイツ貴族を公に向かい入れるも第一次世界大戦をきっかけに逃亡、無政府となる
  • 1920年にゾグーが大統領就任
  • 1928年にゾグーが王位に着く
  • 1939年にイタリアが侵入、合併される
  • イタリア降伏後(1943年)はドイツの配下に入る
  • ホジャ政権が解放、1944年11月に独立し、社会主義国となる。このときは中国とめちゃめちゃ仲良かった。
  • 色々あって旧ユーゴスラビア諸国、ソ連などと絶交。毛沢東が亡くなると中国とも絶交。実質鎖国となる。国内では反政府テロやそれに対抗する秘密警察によるなど混乱が止まらない。
  • 1990年にホジャが亡くなりアリア政権になると徐々に解放へ。
  • 1992年に初めて総選挙、戦後初の非共産政権誕生。
  • 1997年に、1990年から流行っていたネズミ講が破綻し、国民を詐欺から守れなかった政府に批判、暴動まで発展。同年中に総選挙を行う。
  • 2014年からEU加入候補国
  • ※2023年現在まだ加入していない

 

観光の注意点

現金を持ち歩け!

ヨーロッパ諸国の旅に慣れると現金を持つ習慣がなくなるが、アルバニアではカード決済はまだまだ普及していない。そのため、現金は必須!

私たちは2人で2日間の費用として150ポンドをレクに換金(約17000レク)。1日目の夜ご飯、2日目の昼ごはん、そして3日目用の朝ご飯(パンや果物など)、博物館の入場料もろもろで15000レクぐらい使いました。1日3食ちゃんと食べたわけじゃないので、人によってはもっとかかるかもしれませんね。私たちは空港で100ポンド、街中で50ポンド追加で換金しました。街中の方がちょっとお得でした。

 

治安

ヨーロッパ旅行に慣れてる方ならなんてことないと思います。スリや詐欺に気をつけましょう。私は女子ですが、男友達と二人旅ですので夜とか街でぶらぶらしてました。でも、女子旅ならやめた方が身のためだと思います。アルバニアに限りませんが、夜のヨーロッパは気軽に歩かない方がいいと思います。

 

あと東洋人があまりにも珍しいのか、街を歩いてると結構凝視されます笑。私達も2日間で自分ら以外の東アジア人は2人しか見ませんでした。あからさまな差別や女子として身の危機を感じたことはありませんでした。ラッキー。

 

なかなかいないとは思いますが、家族連れの方がアルバニアに訪れる際にはお子様からくれぐれも目を離さないように。特に幼女の人身売買が多いみたいです。

 

言語

英語は通じないことが多いです。とくに年配の方はほとんど英語分からいと思います。でもみんな、身振り手振りすごく親切に教えてくれました。若い世代は結構英語ぺらぺらです。

 

言語が通じなくても、目が合った時にニコって笑うと、向こうもほっとした表情を見せてくれます。日本にはない文化ですが、私はヨーロッパ旅のコツのひとつだと思ってます。

 

食事

お肉、とくにラム肉が中心です。ラム肉大好きな私、大歓喜。でも普通に美味いって感じ。涙が出るほど美味!って感じじゃない。

普通のレストランで食べてる分にはお腹下したりとかしないと思います。まあ私の消化器官は鉄のように硬いのでめったにお腹下したりしないから参考にならないかもだけど。

 

トイレ事情

女子のみんな!アルバニアの女子トイレはなぜか鍵がない場所が多すぎる😭鍵がないというか、鍵が壊れてるというか…。しょうがないから手や足でドアをとめながら用を足してました。あとトイレットペーパーがなかったりもするので、紙を持ち歩きましょう。

トイレ自体は無料でした。

 

観光名所

Bunk'art 1 と   Bunk'art 2

Bunk'art 1

場所:Rruga Fadil Deliu, Tiranë 1001, Albania

Bunk'art 2

場所:Street Abdi Toptani, Tiranë, Albania

bunkart.al

アルバニアには地下壕がたくさんあります。これらは全部ホジャ政権のもと、原子爆弾を使った戦争をを想定して緊急時の避難用に掘られたもの。Bunk'art 1も2もどちらも本物の地下壕を歩きながら第一次世界大戦〜冷戦までのアルバニアが経験した戦争や国内の混乱について学べます。

 

Bunk'art 1 は雰囲気がもう本物!観光客も全然いなくて歩いていてちょっと怖かったぐらい。

ただアクセスが少し面倒。Bunk'art 1は中心部から徒歩1時間ほどの場所に位置します。バスのアクセスはありますが、2023年現在google mapで検索しても出てきませんでした。公式ホームページのアクセスが書かれてありますのでその通りにバスに乗れば大丈夫です。

City Center – Porcelanってバスに Clock Tower近くから乗ります。降りる場所はチケット売りのおじさんに聞けば親切に教えてくれますよ。

バスを降りたら長いトンネルをくぐり、視野が開けるとチケット売り場の小屋があるのでチケット購入。小屋の後ろにある長い坂道を入り口の印があるまでずっと歩いて、地下壕に入ります。そして見学スタート。

 

Bunk'art 2は市内の中心部に位置していて1よりも観光客向けって感じ。その分説明が親切で博物館に近いです。

 

どっちもおすすめ!ぜひ両方行ってみてください!

 

National Historical Museum

場所:Sheshi Skënderbej 7, Tirana 1001, Albania

公式Webサイトhttp://www.mhk.gov.al/?lang=en

アルバニアの歴史が学べる博物館です。記憶が正しければ、一部の展示物にしか英語がなくて、最後らへんは写真とか資料見て終わりでした。興味あるところだけGoogle 翻訳して見てました。せっかくだから行く価値はあると思います。

 

House of Leaves Museum

場所:8RG8+MHG, Tirana, Albania

公式Webサイトhttp://muzeugjethi.gov.al/

アルバニア社会主義国だった時代。反政府の人々を徹底的に排除するために秘密警察が立ち上げられました。政府と違う思想のもった人々、冤罪の人々、そんなのお構いなしに告発、拷問していました。そのあまりに残忍な組織と黒い時代について学べる博物館です。

ぜひ行ってみてください。

 

Pyramid of Tirana

場所:8RFC+7J, Tirana 1001, Albania

公式Webサイトhttps://piramida.edu.al/

 

白い階段を116段(私調べ)登ってティラナの街を高いところから眺めてみましょう。閉館時間とか入場料とかないし気軽に行けますね。私たちは夜行きました。夜景よかった〜

 

観光日記(2日間)

1日目

10時頃にティラナ空港へ到着。空港を出てバスの標識通りに進むと、バス停がある。運転手にティラナ行きか確認して乗り込む。発車直前に400レク支払う(もちろん現金)。

 

11時半 ティラナ市中心部に到着。

広場付近のレストランで昼食。カード決済できる、現地の人からすればちょっとお高いレストランでした。イギリスから来た私たちからしたら、その良心的なお値段に涙でそう。

 

13時 一旦予約したAirbnbにチャックインして、荷物を下ろす

 

14時 Bunk art 1

バスで行きました。ルートはGoogleマップには載っていなくて、Bank art1の公式ホームページに書かれています。

どこで降りるか模索していたら、小さな姉弟が上手な英語で話しかけてくれました。お姉ちゃんが13歳で弟くんが11歳らしい。超かわいい。ありがとう。心ほかほか。バスのチケット取る人も親切で、降りるときにここだよって教えてくれました。

 

16時 Bunkart1 閉館

長いトンネルを歩いてる道路にでなくてはいけないのですが、閉館と共にまさかのトンネルの電気全部消えた!嘘でしょ?!だって、閉館時間とともにそのトンネルを出るわけじゃないんだよ。めちゃめちゃ怖かったんですけど!

スマホの懐中電灯を頼りに無事帰還。1人だったら怖くて死んでたよ。

 

18時 ティラナ中心部に戻って、夜ご飯

Oda - Traditional Albanian Restaurant

www.google.com

私の希望で伝統的なレストランへ。久々のビール最高に美味しい。お料理もよかった!特にナスに野菜を色々煮詰めたもの(?)が美味しかったです。

こちらの方のブログを参考にしました。全部食べたわけじゃないけど味とかその通りだと思います。ありがとうございました。

 

この日の前夜は徹夜で移動(しかも私はテスト直後に出発)だったので、本当にクタクタ。宿に戻ってシャワーしてすぐに寝ました。

夜中に友達に起こされて、窓から花火を見ました(なぜ?笑)。私はあまりに疲れていたので、多分すぐにまた夢へ戻ってしまったのですが、友達曰く、夜中に発砲のような音が聞こえて、戦争でも始まったのか?!とびっくりしたら宿の目の前で花火やっていたそう。

 

2日目

10時に出発!お腹がすいてなかったからそのまま博物館へ

10時半 National Histry Museum

お腹空いてないっていうかもう空きすぎて感じなくなっちゃった笑。せっかくなのでもう一個行ってからご飯にしようってことで

13時 House of Leaves Museum

15時 Mrizi i Zanave Tiraneでへんな時間にお昼ご飯

www.google.com

グループでお食事に来てたマダムたちがなんか踊ってました。店員さんは英語あまり上手ではないけれど、頑張ってWifiのパスワード教えてくれたりと親切でした。お料理は伝統的な味がしました。二人でMeat combo みたいなやつ注文したらすごい大量な肉が来て食べきれず残しました…。

17時  Bunk' art 2

20時 Pyramid of Tirana

その後はスーパー探しながら街をぶらぶらして宿に戻って終わり!

 

3日目

朝6時半に起床してバス停へ

8時 バスが北マケドニアスコピエへ向けて出発。2時間半ほど揺られて国境に到着。ここで長い車列に加わり、順番を待ち、出国&入国の審査を受けます。3時間ほどかかったかしら。ようやく北マケドニアに入国し、そこからさらに3時間ほど走って首都スコピエに到着です。

途中標高1,000mまで達しました!結構しっかり雪降っていて、途中で立ち寄った休憩所では雪がすねぐらいまで積もってました。ブーツよかった!一緒に旅してるお友達は雪のないところ出身なので大はしゃぎで可愛い笑

 

続きは北マケドニア旅で!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

P.S.

バスでスコピエ向かう時の小話を二つ。

一つ目は同じバスに乗っていたロシア人のお兄さんの話。多分だけど一人旅大好きな方で、生まれはロシアだけどイギリスに住んでいるらしい。香港(私の友達の出身地)にも5年住んでたって言っていた。ところが、北マケドニアとの国境で一人だけパスポートが戻ってず、一人で直談判へ。これがすごく長引き、他の乗客の予定が押すと判断し、運転手は彼に説明して荷物を取りに来させ、私たちは彼を関所に残したまま出発。ロシア国籍だからねって苦笑いしていたお兄さん。政治的にしょうがないんだろうけどなんだか複雑な気持ちになりました。

二つ目はこれに比べたらちょっとどうでもいい話。このバスの運転手さん、東洋人が珍しんでしょうでしょうね。雪の積もる休憩所で降りた私にカメラを渡して友達の肩を抱いてツーショット。さらに私も入ってセルフィー。その後、友達とWhatsApp交換して写真送ってくれました。年若い女子としてちょっとこのおじさん運転手を警戒していた私ですが、私じゃなくてわざわざ友達(男)と連絡取るところがなんだか安心できた。